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(2026.07.10 world Release) Randy Ingram / Sound Within – A Celebration of Bill Evans

ビル・エヴァンスへの深い敬愛を、自らの表現で結晶化。
“大切なのはスタイルではなく、内側から生まれる音”と語るランディ・イングラムが、ジョー・ラバーベラ、ルーファス・リードと共に描く美しいトリビュート作品!

ピアニスト/作曲家、ランディ・イングラムが、敬愛するビル・エヴァンスに捧げたトリビュート作品、『Sound Within: A Celebration of Bill Evans』をリリースする。参加メンバーには、エヴァンス最晩年のトリオを支えたドラマー、ジョー・ラバーベラ、そして1978年に短期間ながらエヴァンス・トリオの一員として演奏した名ベーシスト、ルーファス・リードを迎え、世代を超えて受け継がれる“エヴァンスの精神”を現代に響かせている。
キャリア初期から、いつかビル・エヴァンスへの作品を作りたいと考えていたイングラム。しかし彼は、単なる模倣やスタイルの再現ではなく、自身の内側から生まれる“本物の音”として結実する瞬間を長く待ち続けていたという。本作では「Turn Out the Stars」「My Foolish Heart」「Letter To Evan」などエヴァンスゆかりの有名曲に加え、ビル・エヴァンスが参加したジョージ・ラッセルの『The Jazz Workshop』に収録された「Ezz-Thetic」のような革新的な楽曲も選曲。また、エヴァンスからの深い影響を見つめ直して書き下ろしたオリジナル曲も収録。静謐な叙情性と豊かなインタープレイを通して、エヴァンスが音楽に残した“誠実さ”そのものに光を当てている。

イングラムは、「重要なのはビルのスタイルではなく、内側から生まれるピアノの音なんです」と語る。また彼は、現代では人々が“演出された自己像”を見せることに追われている一方で、エヴァンスは常に偽ることなく、自分自身を音楽で語っていたと振り返る。その姿勢こそが、自身が最も深く共鳴してきた部分だという。
本作には、そうした精神を象徴するエピソードも刻まれている。ルーファス・リードは、エディ・ゴメスの後任としてエヴァンス・トリオに加わった際、不安を抱えていた自分に対し、エヴァンスから「君自身の個性ある声を求めて招いたのであって、誰かを真似してほしいわけではない」と告げられたという。その言葉は、イングラム自身のアプローチにも深く通じている。

イングラムはまた、2013年公開のスウェーデン映画 『Waltz for Monica』 でビル・エヴァンス本人を演じた経験も持つピアニスト。一方、近年のオーブリー・ジョンソンとのデュオ演奏では、歌と対話するような繊細なメロディと、豊かなハーモニーで楽曲の魅力を描き出し、幅広いファンから支持された。『JazzTimes』誌や『The New York Times』紙からも高い評価を受ける彼が、長年抱き続けてきた敬意と感謝を結晶化させた本作は、単なるトリビュートを超え、“自分自身の声で真実を語る”というエヴァンスの精神を現代へと受け継ぐ作品となっている。

Members

Randy Ingram (piano), Rufus Reid (bass), Joe La Barbera (drums)

Recording

Recorded November 12, 2025 at The Samurai Hotel, Astoria, NY

Tracks

01 Turn Out The Stars (A1) 5:37
02 My Foolish Heart (A2) 5:35
03 Aloft (A3) 5:22
04 Ezz-Thetic (A4) 5:50
05 Letter to Evan (B1) 7:02
06 For All We Know (7:21) 7:21
07 Sound Within (B3) 5:59
08 Mother of Earl 5:08
09 Remembrance 4:39

total time 52:33

発売日
2026年7月10日世界発売 / 7月中旬日本流通予定
フォーマット
CD / LP
レーベル
Chill Tone Records
品番
CT-0008CD / CT-0008LP
販売価格
輸入盤オープンプライス)

Artist Profile

Randy Ingram (ランディ・イングラム)

アラスカ州アンカレッジ生まれ。南カリフォルニアで育ち、南カリフォルニア大学卒業後、ニューイングランド音楽院で修士号を取得。
アラン・パスクア、ダニーロ・ペレス、フレッド・ハーシュに師事し、さらにジョージ・ラッセル、ボブ・ブルックマイヤーからも薫陶を受けた現代ジャズ界を代表するピアニスト/作曲家。
2013年公開、モニカ・ゼタールンドの生涯を描いた映画『Waltz for Monica』では、敬愛するビル・エヴァンス役を演じた。また、2022年にはオーブリー・ジョンソンとのデュオ作『Play Favorites』が話題となり、日本ツアーも成功させている。
現在はニューヨークを拠点に活動し、ASCAP若手ジャズ作曲家賞を受賞。『JazzTimes』誌から「才能あふれる音楽家」、『San Francisco Chronicle』紙から「卓越した作曲家」と評されるなど、高い評価を受けている。